バレーボールアメリカ合衆国男子代表とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > バレーボールアメリカ合衆国男子代表の意味・解説 

バレーボールアメリカ合衆国男子代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/28 00:00 UTC 版)

バレーボールアメリカ合衆国男子代表
国または地域 アメリカ合衆国
大陸連盟 北中米バレーボール連盟
協会 合衆国バレーボール協会
監督 カーチ・キライ
国名コード USA (United States of America)
FIVBランキング 3位(2025年1月8日版)[1]
オリンピック
出場回数 13回
初出場 1964 東京
最高成績 金メダル(1984、1988、2008)
世界選手権
出場回数 15回
初出場 1956 世界選手権
最高成績 金メダル(1986)
ワールドカップ
出場回数 11回
初出場 1977 ワールドカップ
最高成績 優勝(1985、2015、2023)
北中米選手権
出場回数 22回
最高成績 優勝(1973, 1983, 1985, 1999, 2003, 2005, 2007, 2013, 2017, 2023)
テンプレートを表示

バレーボールアメリカ合衆国男子代表/バレーアメリカ合衆国男子代表(バレーボールアメリカがっしゅうこく だんしだいひょう、英語: United States men's national volleyball team)は、バレーボールの国際大会で編成されるアメリカ合衆国の男子バレーボールナショナルチーム

概要

他国に先駆けて1980年代中盤に、二人制サーブレシーブシステム、スーパーエースシステム(セッター対角に一番攻撃力のあるエースを配置)、バンチリードブロック[2](ダグ・ビル監督の考案[3])、アナリストとPCを駆使したリアルタイムデータバレーなど、画期的な戦法を考案した。

なお、アメリカのバレーボール代表は元より、女子代表と比較してもアフリカ系選手の数は少ない。競技人口に占める割合自体が少ない可能性がある。

歴史

1947年国際バレーボール連盟へ加盟[4]。1980年代に入るまで中堅国に過ぎなかったが、1984年の自国で行われたロサンゼルスオリンピックで強豪を倒し、金メダルを獲得。このロサンゼルスオリンピックではソ連が参加をボイコットしたため、ソ連が出場していなかったおかげで優勝できたと言われたが、1988年のソウルオリンピックの決勝で宿敵のソ連を破り、2連覇を果たした。1980年代後半は世界選手権ワールドカップでも金メダルを獲得するなど、輝かしい成績を残した。

2008年北京五輪では決勝で2002年以降の主要大会で全て優勝してきたブラジルを破り、金メダルを獲得した。メダルの獲得は1992年バルセロナ五輪以来16年ぶりだが、金メダルとしての獲得は1988年ソウル五輪以来、20年ぶりである。

過去の成績

オリンピックの成績

世界選手権の成績

ワールドカップの成績

北中米選手権の成績

現在の代表

2024年パリオリンピックに登録されたメンバー[5]

監督 カーチ・キライ
No. 選手名 シャツネーム 身長 2023-24所属チーム P 備考
1 マット・アンダーソン Anderson 208 ジラトバンク・アンカラ英語版 OP
2 アーロン・ラッセル Russell 205 JTサンダーズ広島 OH
4 ジェフ・ジェンドリク英語版 Jendryk 205 プリズマ・バレー英語版 MB
5 カイル・エンシング Ensing 201 サンナザール・VBAフランス語版 OP (A)
8 トリー・デファルコ DeFalco 198 レソヴィア (バレーボール)英語版 OH
11 マイカ・クリステンソン Christenson 198 ゼニト・カザン S
12 マックスウェル・ホルト Holt 208 北京汽車男子排球倶楽部英語版 MB
14 マイカ・マー英語版 Ma'a 192 ハルクバンク・アンカラ英語版 S
17 トーマス・ジェスキー Jaeschke 198 パナソニック・パンサーズ OH
18 ギャレット・ムアグトゥティア Muagututia 195 スポル・トトトルコ語版 OH
19 テイラー・エイブリル Averill 201 プロジェクト・ワルシャワ英語版 MB
20 デービット・スミス Robinson 203 ZAKSA ケンジェジン・コジレ英語版 MB
22 エリック・ショージ Shoji 184 ZAKSA ケンジェジン・コジレ L
(A)は代替選手を指す。

歴代監督

歴代コーチ

歴代代表選手

2007年アメリカ合衆国男子代表

脚注

  1. ^ FIVB Senior World Ranking - Men”. FIVB. 2025年5月16日閲覧。
  2. ^ 眞鍋政義「精密力」p.106
  3. ^ SPORTS COMMUNICATIONS - 川北元(全日本女子バレーボールチーム戦術・戦略コーチ)<前編>「既成概念破りの“ハイブリッド6”」
  4. ^ Norceca Volleyball Confederation (NORCECA)”. FIVB. 2010年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月30日閲覧。
  5. ^ USA Volleyball Announces Men's Team for paris” (英語). USA Volleyball (2024年5月10日). 2025年5月25日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バレーボールアメリカ合衆国男子代表」の関連用語

バレーボールアメリカ合衆国男子代表のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バレーボールアメリカ合衆国男子代表のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバレーボールアメリカ合衆国男子代表 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS