バラエティ番組での扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 16:00 UTC 版)
「じゃない方芸人」の記事における「バラエティ番組での扱い」の解説
このような「じゃない方芸人」は、バラエティ番組などのテレビ番組で、しばしば知名度の低さや目立たなさを取り上げられている。視聴者の目が肥えた時代においては、様々な楽しみ方があり、「じゃない方芸人」のように光が当たってない人物の個性の無さや目立たなさを面白がることを、楽しみ方の1つとする意見もある。 『アメトーーク!』(テレビ朝日)では2009年(平成21年)に「○○じゃない方芸人」と括り、企画を行った。 2009年にデンジャラスの安田、ザブングルの松尾、天津の向、ロンドンブーツ1号2号の亮、オードリーの若林、ナイツの土屋、はんにゃの川島、2010年(平成22年)にデンジャラスの安田、博多華丸・大吉の大吉、ガレッジセールの川田、ドランクドラゴンの鈴木、天津の向、ナイツの土屋、U字工事の福田、どきどきキャンプの佐藤、ハイキングウォーキングの松田、我が家の谷田部、フルーツポンチの亘、2017年(平成29年)にはバイきんぐの西村、チュートリアルの福田、フットボールアワーの岩尾、アンガールズの山根、トレンディエンジェルのたかし、三四郎の相田、ANZEN漫才のあらぽん、メイプル超合金の安藤、コロコロチキチキペッパーズの西野が出演した。この内の2010年放映分では知名度調査として街頭の100人に出演者たちの写真を見せ、その名前が分かったのは佐藤が0人、土屋が6人、大吉が11人であった。 『水曜日のダウンタウン』(TBS)でも、2015年(平成27年)から翌2016年(平成28年)にかけてお笑いコンビの知名度調査による格差発表が行われたり、2017年には「じゃない方芸人」とされるマテンロウの大トニー、ANZEN漫才のあらぽんにより、どちらが「じゃない方芸人」のナンバー1かを比較するなどの企画が行われている。 どきどきキャンプが2010年(平成22年)に特別番組『こんなスゴイの撮れちゃった! 世界ご自慢動画ハンター!!』(TBS)で絶叫アトラクションに挑戦した際は、岸の挑戦場面のみ放映され、「じゃない方芸人」とされる佐藤の挑戦場面は「尺の都合でカットされた」とのスタッフのコメントで、スタジオ一同の大爆笑を呼んだ。放送作家の今村クニトはこれを「じゃない方芸人の本領発揮」と新聞紙上で報じ、「じゃない方芸人」の場面を敢えて放映しないことで笑いが生まれる手法を称賛した。
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