バラウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 14:41 UTC 版)
主にゲド、ドラムロの移動支援を目的にショット・ウェポンが最初に開発したウィング・キャリバー。後にビショット軍でも制式採用されている。オーラ・バトラーの離脱後は攻撃支援機として運用された。ハチを彷彿とさせる機体形状をしており、オーラ・バトラーとの合体(接合)は、ギミックの凝ったギブン家のフォウとは対照的に胴体部に跨るという空力抵抗をあまり考慮しないシンプルな形式を採用している。機体色はモスグリーン & レッド。 武装として機関砲4門と胴体下のパイロンにミサイルを4基備える(尾部の針状の突起は武装にも見えるが本編ではそのような描写はない)。コクピットは縦列複座で乗員は2名(1名でも操縦は可能。後にオートパイロット機能が搭載されオーラ・バトラー側からの無人操作も可能となった)。なお、前述の通り本機の基本設計はゲド、およびドラムロの積載を想定して行われており、ビランビー以降の大型オーラ・バトラーの場合は、積載そのものは可能だが飛行時の安定性が極めて悪かった。よって、中盤以降は後継機であるズロンに主力の座を譲っている。 オーラ・マシンが稀少な初期段階では、ある程度の身分を持った上級騎士(ガラリア・ニャムヒーなど)にのみ搭乗が許されていたが、本格的な量産以降はドロと共に「機械化部隊」の航空戦力として運用された。また、第42話でゲア・ガリングから脱出したリムル・ルフトが述べているように、オーラ力の低いコモンでも容易に操縦が可能であることから、ズロン投入後も最終決戦まで第一線で併用されている。
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