バイオハザード ディレクターズカット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 02:49 UTC 版)
「バイオハザード (ゲーム)」の記事における「バイオハザード ディレクターズカット」の解説
『バイオハザード2』の開発が最初からやり直しになったため、1997年に新たな要素を加えてPlayStationで開発された。DISC2には『バイオハザード2』の体験版が収録されている。2018年にはPlayStation Classicに収録された。 プレイの際には、オリジナル版をほぼ完全収録した「オリジナルモード」、オリジナルモードの内容で弾薬やインクリボンの数を2倍に増やした「ビギナーモード」、オリジナル版からアイテム配置などを変更して難易度を上げた「アレンジモード」、アレンジモードの内容で弾薬やインクリボンの数を2倍に増やした「イージーアレンジモード」(アレンジモードにカーソルを合わせた状態で、右キーを3秒以上押すと文字が緑色なった状態で開始する)の4種から選ぶこととなる。 アレンジモードでの変更点については以下の通り。 コスチュームの変化 クリス・ジル・レベッカの初期コスチュームがアレンジ版、オリジナルの物になっている。 敵配置・アイテム配置の変更 敵の数は格段に増えており、オリジナル版で敵が登場しなかった部屋に敵が登場する。また、アイテムの位置も変更されており、行く必要のある部屋が増えている一方、オリジナル版で行く必要のあった部屋に行かなくてもよくなっている。 カメラワークの変更 多くのステージにおいて、カメラの位置が異なっている。 フォレストゾンビの出現 フォレストの死体の近くに落ちているアイテム(クリス編:ベレッタのマガジン、ジル編:グレネードランチャー)を取ろうとすると襲い掛かってくる。 足の速いゾンビの出現 並のゾンビより高速に歩くゾンビが登場する。また、館の地下厨房に登場するこのタイプのゾンビは強く、ショットガンで頭を吹き飛ばせないうえ、コルトパイソンでも3発を必要とするが、これはディレクターの三上真司が強くするように頼んだとのこと。 ハンドガンの性能向上 オリジナル版では「ベレッタM92FSオートマチック」だが、アレンジモードではカスタムされた「ベレッタM92FSオートマチック ワン・オブ・サウザンド」となった。外観が変化しており、時々クリティカルが出るようになっている。クリティカルが出るとゾンビは一撃で死亡する。 ベストエンディングで手に入るアイテムが変わった オリジナル版ではクローゼットの鍵が手に入ったが、アレンジモードでは「無限コルトパイソン」が手に入るため、アレンジモードでは鎧の鍵だけでクローゼットに入れる。 洋館の内装 部屋の構造やドアの位置が変更されている。 エンディングの変更 オリジナル版では無限ロケットランチャーを持ったデータで仲間を1人以上助けてクリアすればエンディングに残虐シーンの数々が流れたが、ディレクターズカット版ではモードにかかわらず流れなくなった。また、オリジナル版のオープニングとエンディングで演奏された渕上史貴のボーカル曲「氷のまなざし」と「夢で終らせない…」がディレクターズカット版では流れず、海外版やセガサターン版と同様のBGMが流れるようになった。 キャラクター選択の難易度表示がない これは両方とも難しいからだとのこと。
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「バイオハザード ディレクターズカット」の例文・使い方・用例・文例
- バイオハザードIV アフターライフ
- 今作は「バイオハザード」シリーズの4作目である。
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