ハーバーセンター時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/14 06:36 UTC 版)
「神戸ハーバーランドセンタービル」の記事における「ハーバーセンター時代」の解説
施設の売却先を模索していたクッシュマン社は、倒産したホテルや旅館を買収して再生する手法で成長したホテルマネージメントインターナショナル(HMI)グループが約50億円で全3棟を取得したことを2011年(平成23年)10月3日に正式に発表した(不動産は同グループの1社である伊良湖リゾートが取得)。 商業棟に関しては、中国やタイなどアジアの観光客を主な対象にした飲食店や雑貨店など、約80店舗で構成される新たなコンセプトの商業施設として2012年(平成24年)4月に営業を始める予定と報道されていたが、後にホテルの開業延期を発表した時点では改装内容は白紙となっていた。その後も2013年(平成25年)にかけては、同年12月6日にカリモク家具が地下1・2階の各1区画に入居した程度で状況に大きな変化はなく、アトリウムには『ファミリオ』時代のペナントが吊るされたままになっていた。 そんな中、HMI傘下の運営会社・ハーバーリースは2014年(平成26年)7月15日に商業施設の新名称『ハーバーセンター』を発表した。また、同年7月17日には2階のほぼ全域にしまむらが展開する4ブランドの店舗を一斉に出店、同年8月1日にも小児科・児童精神科の診療所が開業するなど、「地域生活密着」を新たなコンセプトとして施策を進めている。 2019年(令和元年)4月13日には3階にダイソーがオープンしたことで、長年閉鎖されていた3階が再び営業フロアとして開放された。また2020年 (令和2年) 9月17日には神戸市教育委員会が神戸市役所3号館から移転し、2021年 (令和3年) 7月1日には神戸市青少年会館が三宮の勤労会館から移転。これにより約11年半ぶりにすべてのフロアに店舗が入居することとなった。 なお、『ハーバーセンター』独自の公式サイトは当初なく、ハーバーリースのサイト内にテナントやイベントの情報が掲載されていたが、2020年3月16日に公式サイトがオープンされた。
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