ハロー・グッドバイ (アグネス・チャンの曲)とは? わかりやすく解説

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ハロー・グッドバイ (アグネス・チャンの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/24 11:01 UTC 版)

ハロー・グッドバイ
アグネス・チャン楽曲
リリース 1975年12月10日
(シングル「冬の日の帰り道」B面)
ジャンル 歌謡曲
作詞者 喜多條忠
作曲者 小泉まさみ

ハロー・グッドバイ」は、喜多條忠の作詞、小泉まさみの作曲による曲。アグネス・チャンのシングル「冬の日の帰り道」(1975年12月10日発売)のB面に収録された(編曲:萩田光雄)。

その後、2番の歌詞が変更されて「ハロー・グッバイ」と改題される。以後は「ハロー・グッドバイ」より「ハロー・グッバイ」として知られている。

歌詞に出てくる「(紅茶のおいしい)喫茶店」は、フォークシンガー南こうせつの兄が大分市で経営していた店がモデルとなった[1][2]

ハロー・グッバイ

ハロー・グッバイ」の最初の歌唱者は讃岐裕子であり、1977年にシングルを発売した。その後も、以下の歌手がカバーシングルを発売している。

柏原よしえ版

「ハロー・グッバイ」
柏原よしえシングル
初出アルバム『ハロー・グッバイ
B面 恋はマシュマロ
リリース
ジャンル ポップスフォーク歌謡曲
レーベル フィリップス・レコード
作詞・作曲 喜多条忠(作詞)
小泉まさみ(作曲)
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間6位オリコン[3]
  • 1982年度年間45位(オリコン)[4][3]
  • 4位(ザ・ベストテン[3]
  • 1982年上半期35位(ザ・ベストテン))[3]
  • 1982年年間74位(ザ・ベストテン)[3]
  • 3位 ザ・トップテン[5]
  • 柏原よしえ シングル 年表
    めらんこりい白書
    (1981年)
    ハロー・グッバイ
    (1981年)
    恋人たちのキャフェテラス
    (1982年)
    テンプレートを表示

    柏原よしえによる「ハロー・グッバイ」は、1981年10月15日7枚目のシングルとして発売された。また、同年12月15日には同曲を収録した同名のアルバムも発売している。

    概要

    本楽曲で、柏原は初のオリコンチャートTOP10入りを果たし、最高位は6位まで上昇した。また、同チャート集計におけるシングル売上も38万枚を超える売上記録となり、柏原のシングルとして最大の売上となった。公称シングル売上は60万枚を記録[6]

    TBSテレビ系『ザ・ベストテン』では、1981年11月に当時堀越高校の同級生だった松本伊代と共に「今週のスポットライト」で初出演した[7]。その後、同年12月3日に7位で初ランクインとなり、翌年1月7日には4位まで上昇、同番組の10位以内に合計9週間ランクインした。

    また、日本テレビ系『ザ・トップテン』では、最高3位[8]まで上昇し、11週間ランクインした[9]。さらに、1981年大晦日放送のTBS系『第23回日本レコード大賞』では、柏原と同じ昨年デビュー(1980年)の田原俊彦松田聖子河合奈保子と共に「ゴールデン・アイドル賞」を獲得した。

    編曲の違いの他、アグネス盤や讃岐盤がニ短調で歌っているのに対し、柏原は長二度下げてハ短調で歌っている。

    柏原よしえ版シングル収録曲

    1. ハロー・グッバイ (2分54秒)
      作詞:喜多條忠/作曲:小泉まさみ/編曲:竜崎孝路
    2. 恋はマシュマロ (3分3秒)
      作詞:岡田冨美子/作曲:すぎやまこういち/編曲:若草恵

    脚注

    1. ^ ニッポン放送テリー伊藤のってけラジオ』、ならびにテリー伊藤著『歌謡Gメン あのヒット曲の舞台はここだ!』(宝島社
    2. ^ “故・喜多條忠さん「ハロー・グッバイ」誕生秘話 チャッピー加藤氏が語る”. 日刊ゲンダイ. (2021年12月4日). https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/298264 2021年12月4日閲覧。 
    3. ^ a b c d e オリコンランキング情報サービス「you大樹」
    4. ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.38.
    5. ^ 柏原よしえ(柏原芳惠) ハローグッバイBilibili。2024年12月24日閲覧
    6. ^ 柏原芳恵『恋人模様―Lovely eighteen』(ボム!アイドル ブックス)、1984年、学習研究社、204頁。ISBN 4-05-100800-2
    7. ^ 松本伊代、西村知美、大西結花がぶっちゃけ!'80年代“ムチャぶり”アイドル時代”. fumufumu news (主婦と生活社) (2020年8月30日). 2023年10月22日閲覧。
    8. ^ 柏原芳恵 - ハローグッバイ 1982.01.11Bilibili。2024年12月24日閲覧
    9. ^ 柏原芳恵、58歳現在の姿が素敵!「とってもキュート」つちやかおりと美魔女ショット…デビューから43年”. スポーツ報知 (2023年10月24日). 2023年10月24日閲覧。

    参考文献

    • 1971⇒1989アイドル・シングル大全集



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