晴高【ハレタカ】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10619号 |
登録年月日 | 2002年 9月 30日 | |
農林水産植物の種類 | ソルガム | |
登録品種の名称及びその読み | 晴高 よみ:ハレタカ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 荻原英雄、我有満、春日重光、海内裕和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の細胞質雄性不稔育成系統を母系とし、高梁育成系統を父系とする交雑品種であり、稈長が長、耐倒伏性、すす紋病抵抗性及び紋枯病抵抗性がやや強の飼料向きの品種である。稈長は長、稈径はやや細、分げつ数は少である。主稈葉数はやや少、葉長、葉幅及び葉色の濃淡は中、葉身中肋の色は白である。穂長は短、数は極少、穂首の抽出程度はやや長、穂形は紡錘~円筒、粒着の疎密は中、芒の有無は無、護頴の色は赤褐、被度は少、穀粒の形は長円型、色は褐である。年生は1年生、初期生育はかなり良、出穂期及び開花期はかなり早、稔性は高、茎の乾汁性は乾である。茎葉の乾物率は極高、耐倒伏性、すす紋病抵抗性、紋枯病抵抗性及びアブラムシ抵抗性はやや強である。「ナツイブキ」及び「スズホ」と比較して、桿が長いこと、護頴の色が赤褐であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、出願者所有の細胞質雄性不稔育成系統を母系とし、高梁育成系統を父系とする交雑品種であり、平成3年に長野県畜産試験場(塩尻市)において交配組合せ能力検定試験を実施し、6年から特性の調査を行い、10年に目標とする特性であることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「早高」であった。 |
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