暁の光TO251号【アカツキノヒカリ テイオニゴイチゴウ】(草花類)
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登録番号 | 第15342号 |
登録年月日 | 2007年 3月 22日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | 暁の光TO251号 よみ:アカツキノヒカリ テイオニゴイチゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 吉田一義 | |
品種登録者の住所 | 石川県小松市長田町リ21番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武内善助 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「富貴の光」に富山県の在来種を交配して育成されたものであり、花はセパルが黄橙色で紫赤色の条線が入り、ペタルが黄橙色で濃紫赤色の条線が入り、リップは台形の淡橙黄色で穏紫ピンク色の条線が入るかなり小型種の春蘭である。草型及びぎ球茎の大きさはかなり小、縦断面の形は卵形、横断面の形は円形である。葉数はかなり少、葉の長さは短、幅はかなり狭、葉形は線形、先端の形は鋭形、対称性は対称、緑色程度は中である。花序の型は単頂、花茎の長さはかなり短、太さは細、向きは直上である。咲き型は抱咲、花の縦径はかなり短、横径はかなり狭、香りは弱、セパルの縦径はかなり短、横径はやや狭、正面の形は倒卵形、先端の形は鈍形、ペタルの縦径はかなり短、横径は狭、正面の形は倒卵形、先端の形は切形である。リップの縦径はかなり短、横径は狭、正面の形は台形、先端の形は小凹型、周縁の波打ちは中、反転は弱である。全体的な花色は黄系、セパルは黄橙(JHS カラーチャート1907)の地色に紫赤(同9708)の条線が入る、ペタルは黄橙(同1907)の地色に濃紫赤(同9709)の条線が入る、リップは淡橙黄(同2202)の地色に穏紫ピンク(同9712)の条線が入る。開花期は春咲である。「富貴の光」と比較して、セパル及びペタルの色が黄橙であること、セパルに条線が有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和59年に育成者の温室(富山県高岡市)において、「富貴の光」に富山県の在来種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を行い、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「暁の光TO-No25の1号」であった。 |
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