ハルボウル【ハルボウル】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10208号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ハルボウル よみ:ハルボウル |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 3月 26日 | |
品種登録者の名称 | ハークネス ニュー ロージズ社 | |
品種登録者の住所 | 連合王国 ハートフォード SG4 0JT ヒッチン ケンブリッジ ロード | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フィリップ ハークネス、ロバート ハークネス | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紫ピンク色で弁底に黄白色のぼかしが入り丸弁、平咲、弱香の中輪となる鉢物及び花壇向きの品種である。樹形は半直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は極多、枝中央部は多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅は狭である。新葉の色は緑、光沢は強、本葉の色は濃緑、光沢は強、厚さはかなり薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は平咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9704)で弁底に黄白(同2701)のぼかしが入る、裏面の色は鮮紫ピンク(同9705)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は円形、厚さはかなり厚、硬さは軟、数は30~34、一茎の花数は11~20、花の香りは弱である。枝の長さは短、太さは中、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花時期はやや晩である。「ケイフピダ」と比較して、新葉の色が緑であること、花形が平咲であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1988年に出願者のほ場(連合王国)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1998年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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