ハナミワセ【ハナミワ】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7572号 |
登録年月日 | 1999年 11月 30日 | |
農林水産植物の種類 | イタリアンライグラス | |
登録品種の名称及びその読み | ハナミワセ よみ:ハナミワ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 雪印種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市豊平区美園2条1丁目2番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 近藤聡、小槙陽介、宮崎浩 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「サクラワセ」,「タチワセ」及び「ミナミアオバ」を母材として選抜,育成された固定品種であり,稈長はやや短,茎の太さはかなり細く,春播性がかなり高い,サイレージ及び乾草向きの極早生品種である。草型は直立,初期草丈は中,春期草丈はやや低である。稈長はやや短,茎の太さはかなり細,葉身長は短,葉幅は狭である。穂長は極短,穂数はやや多,小穂数は極少, 1000粒重は中,芒の有無と長さは短である。耐寒性はやや不良,耐雪性はかなり不良,生育期間は短,出穂期は極早生,春播性はかなり高,再生はやや不良,冠さび病抵抗性はやや弱である。「サクラワセ」と比較して,草型が直立であること,稈長が長いこと,葉色が濃いこと,1000粒重が重いこと等で,「ミナミアオバ」と比較して,葉身長及び穂長が短いこと,出穂期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年に出願者のほ場(千葉県千葉市及び宮崎県北諸県郡三股町)において,「サクラワセ」と「タチワセ」の交雑系より選抜,また,平成元年には宮崎県の同ほ場において「ミナミアオバ」より選抜したものを育種素材とし,以後,これらを母系とする選抜を重ね,5年に等量混合した選抜系統種子から自然交配により選抜,6年から生産力検定試験を実施し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「SI-6」であった。 |
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