ノーベル文学賞受賞のエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:30 UTC 版)
「美しい日本の私―その序説」の記事における「ノーベル文学賞受賞のエピソード」の解説
受賞決定の翌日の1968年(昭和43年)10月18日に、三島由紀夫と伊藤整との座談会「川端康成氏を囲んで」が川端家の庭先で行われ、NHKテレビ、NHKラジオで放送された。三島の饒舌に対して、寡黙な中にも川端の喜びの表情がほのかに出ていたという(その他スウェーデン出発前後のエピソードは、川端康成#ノーベル文学賞受賞――美しい日本の私を参照のこと)。 同年12月10日の授賞式後の記念パーティーは、スウェーデンのストックホルム市庁舎の「青の間」で行われた。その時のメニュー「ノーベルバンケット・メニュー1968」は、以下のものである。 ロブスター詰めアボカドグルメソースがけマディラソースがけ子羊のあばら肉ときのこのクリームシチューウォルドルフサラダ付パイナップルのパフェ お飲み物:シャンペン、レッドワイン、ポートワイン、コーヒー 市庁舎付属のレストランでは、当日と全く同じメニューのディナーを取ることができる。テーブルに置かれた日本語のメニューの左の頁には、アルフレッド・ノーベルの名とメダルの写真の下に、川端康成の略歴が記されている。
※この「ノーベル文学賞受賞のエピソード」の解説は、「美しい日本の私―その序説」の解説の一部です。
「ノーベル文学賞受賞のエピソード」を含む「美しい日本の私―その序説」の記事については、「美しい日本の私―その序説」の概要を参照ください。
- ノーベル文学賞受賞のエピソードのページへのリンク