ノートPCタイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 08:18 UTC 版)
ゲーミングノートPCを使う人は以前はかなりの少数派であったが、近年ではその割合が増加傾向にある。以前はもっぱらコアなゲーマーが買うマシンであったが、近年では自宅で仕事をする人が増えてきており、クリエイターやCADを使う人がクリエイター系のアプリケーションやCADソフトの動作に適したマシンとして、ゲーミングPCを購入するパターンが増加してきている。 ノート型でも液晶画面のリフレッシュレートも120Hz以上であるものが登場しており、機種によっては300Hz駆動のモデルもある。 メリット ノートPCタイプの最大の利点は持ち運べることである。 1台のPCを常に持ち歩いて、自宅と大学、あるいは自宅と会社などで同一のマシンを同一設定で使いたいという需要がある。例えば、ノートPCタイプであればカフェや友人・知人の自宅などでゲームのプレイ画面を直接見せて説明したい時などに利用できる。 また自宅でしかPCは使わない、自宅から持ち出さないという人でも、居間でゲームをプレイしたくなることもある。そのような場合に、居間の40型や50型などの大画面テレビに接続し、特大の大画面でプレイすることもできる。 またノートPCタイプは省スペースである。使用しないときは液晶画面をたたみ収納することで、デスクを空けることができる。 デメリット ゲーミングノートPCはデスクトップ型に比べて性能が劣る傾向にある。また、通常のノートPCに比べると消費電力が大きいため、バッテリーのもちが悪い傾向にある。同様のスペックだと、ノートPCタイプのほうが値段が高くなる傾向にある。要因としてはノートPCでは狭いスペースに高性能のパーツを搭載するため、メーカー側の設計コストがかかることや、デスクトップパソコンとは異なり液晶パネルやキーボード、バッテリーなどを搭載していることがある。 なお2010年代後半頃から外付けGPU BOXというジャンルの製品が登場しており、Thunderbolt 3もしくは4に対応したノートPCにグラフィックカードを外付けすることでゲーミングPC並に性能を底上げできる。ただし、GPU BOX自体はデスクトップパソコン同様に場所を取る。
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