ニーニャ【ニーニャ】(草花類)
登録番号 | 第13086号 | |
登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ニーニャ よみ:ニーニャ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | コウ アダチ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の育成系統に「マイルド」を交配して育成されたものであり、花は鮮ピンクの地色にピンク白の中心淡色が入る平咲で、小輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が少の鉢物向きの品種である。草姿は開張、開花時草丈は低、節数は少である。茎の長径は細、色は灰緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数はやや少、側枝の着生位置は主に下部、節間長はやや短、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は剣形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長は短、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は少である。つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは半八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は平咲、花径は小、表面の地色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0105)、複色模様色はピンク白(同0101)、裏面の色は鮮ピンク(同0104)、色彩模様は中心淡色、複色割合は少、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さは極浅、数は極少、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数はかなり少、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは短、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや細、長さはやや短、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は少、花の香りは中である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は極難である。「キュートピンク」と比較して、花の表面の地色が鮮ピンクであること等で、「カリフォルニア アマンテ」と比較して、側面から見た花形が平咲であること、花の表面の地色が鮮ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1991年に育成者の温室(アルゼンチン共和国)において、育成者所有の育成系統に「マイルド」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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