ドヴォルザーク(ドボルザーク)
アントニン・(レオポルト)・ドヴォルザーク(アントニーン・ドヴォ[ル]ジャーク)は1841年9月8日、プラハの北方約30キロに位置するヴルタヴァ(ドイツ名:モルダウ)川沿いのネラホゼヴェス村(ドイツ名:ミュールハウゼン・アン・デア・モルダウ)に生まれた。彼の姓名には発音の非常に難しいハーチェク(vの記号)をもったRの音があり、これは[r]と[z]の音をほぼ同時に発音する。このような事情から、日本語におけるカナ表記も常に一定していない。本事典では「ドヴォルザーク」の表記で統一する。
ドヴォルザークはしばしば「国民楽派」の作曲家として音楽史に位置づけられているが、これはとりわけオペラのジャンルにおいてのことである。もちろん、彼の諸作品における民謡風の旋律や、さまざまな舞曲のスタイルを用いた作風にもこのことはいえるが、若かりし頃のドヴォルザークは、まずワーグナーに傾倒した。
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