ランヴィジャイ (駆逐艦)とは? わかりやすく解説

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ランヴィジャイ (駆逐艦)

(トルコーヴイ_(大型対潜艦) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/04 09:51 UTC 版)

トルコーヴィイ
ランヴィジャイ
1995年にムンバイで撮影されたランヴィジャイ
艦歴
トルコーヴィイ
Толковый
起工 1982年3月19日 61人のコミューン参加者記念工場
所属 ソ連海軍黒海艦隊
進水 1986年2月1日
竣工 1987年10月15日
除籍 1988年
ランヴィジャイ
INS Ranvijay
編入 1988年
所属 インド海軍
要目
艦種 大型対潜艦
ミサイル駆逐艦
設計 61-ME 設計
工場番号 2205
排水量 基準排水量 4,025 t
満載排水量 4,905 t
全長 146.11 m
全幅 15.81 m
喫水 6.83 m
機関 COGAG機関M-3 2 基 72,000 馬力
52,900 kW
ガスタービン機関M-8E 4 基
推進 2推進
電源 ディーゼル発電機BTU-63 2 基 2,400 kW
速力 最大速度 30 ノット
巡航速度 18 ノット
航続距離 3,800 海里/18 ノット
行動期間 10 日間
乗員 士官 33 名
水兵 279 名
武装 艦対艦ミサイルP-20「テルミート」単装発射機 4 基(弾数4 発)
76.2 mm連装両用AK-726 1 基
30 mmガトリング機関砲AK-630 2 基
艦対空ミサイルM-1 ヴォルナ連装発射機 2基(ミサイル32発)
艦対空ミサイルバラク1VLS 4基(各8セル)32発
5連装魚雷発射管PTA-53-61 1 基
12連装対潜ロケット弾発射機RBU-6000「スメールチ2」 2 基(RGB-60ロケット弾192 発)
指揮 戦術情報処理装置「プランシェート61」
レーダー 水上・対空捜索電探
MR-310「アンガラーA」
1 基
対空電探EL/M-2238 STAR レーダー 1 基
水上捜索照準電探「ヴォールガ」 1 基
FCS 4R-90「ヤタガーン」(M-1 ヴォルナ用) 2 基
MR-105「トゥレーリ」(主砲用) 1 基
EL/M-2221 STGR(バラク1用) 2 基
ソナー 「プラーチナ」
電子戦装備 電子戦対抗装置「ザリーフ」 1 基
電子戦対抗装置「クラープ11」 2 基
電子戦対抗装置「クラープ12」 2 基
チャフフレア発射機PK-16 2 基
通信装置 装備一式
搭載機 Ka-25PLOまたはKa-28 1 機

ランヴィジャイINS Ranvir)は、インド海軍の保有する駆逐艦Destroyer)である。艦番号はD55

概要

ランヴィジャイは、インドからの発注に基づきソ連で建造された61-ME 設計の5番艦であった。

工場番号2204艦は、1982年3月19日ウクライナ・ソビエト社会主義共和国ニコラーエフの61人のコミューン参加者記念工場で起工、1983年4月11日には、一時的にソ連海軍に編入され、トルコーヴィイТолко́вый)と命名された。これは、「物分りのよい、分別のある」といった意味を持つロシア語形容詞である。1986年2月1日進水1987年10月15日に竣工すると、トルコーヴィイは赤旗受賞黒海艦隊に配備された。その後、海上公試などを実施した。

1988年にはソ連海軍を除籍となり、インドへ引き渡された。インドにおいては、ランヴィジャイと改称の上ムンバイに配備された。

本艦と4番艦ランヴィールは新造時よりガトリング機関砲AK-630とMR-123管制レーダーを装備した。就役後4基のAK-630の内2基を撤去、跡にバラク1VLSを各2基、計4基を装備した。

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