トリハロメタン【trihalomethane】
トリハロメタン
メタン(CH4)の三つの水素が塩素や臭素等に置換されたもので,水道水を塩素処理するときに原水にふくまれた有機物と塩素が反応してトリハロメタンが生成されます。一部に発ガン性のあるものが認められ,厚生省で10ppbの水質基準を設定しています。トリハロメタン
トリハロメタン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 04:13 UTC 版)
トリハロメタン(トリハロメタン、Trihalomethane、THM)は、メタンを構成する4つの水素原子のうち3つがハロゲンに置換した化合物の総称であり、溶媒や溶剤などとして利用されている。代表的なものにクロロホルム (CHCl3) がある。
- ^ 井村 伸正、渡部 烈 編集 『弟4版 衛生薬学 - 健康と環境 -』 p.306 丸善 2008年2月10日発行 ISBN 978-4-621-07953-9
- ^ a b 『考える衛生薬学』菅野 三郎、福井 昭三 監修(第3版)、廣川書店、2005年9月1日、671頁。ISBN 4-567-47053-2。
- ^ 植松 孝悦、小野嵜 菊雄、小嶋 伸夫 編集 編『新しい衛生薬学』(第6版 修正版)廣川書店、2006年4月1日、246頁。ISBN 4-567-47116-4。
- ^ 日本国 厚生労働省健康局水道課 水道法関連法規等 (2006年7月時点)
- ^ [1] 水道水やプール水に含まれる トリハロメタンについて 蓬莱茂希 p.14
- 1 トリハロメタンとは
- 2 トリハロメタンの概要
- 3 関連項目
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