デジタルカメラ・シリーズ
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「α (カメラ)」の記事における「デジタルカメラ・シリーズ」の解説
α7000/α9000時代には、裏蓋を交換してユニットを取り付けるデジタルスチルカメラシステムを導入したこともあり、またRD-175というαマウント対応デジタル一眼レフカメラや、ベクティスS-1用Vマウント仕様のディマージュRD3000も登場したが、ミノルタはレンズ一体型のディマージュ7/Aシリーズの開発に傾倒しており、結局α-7 DIGITALでようやく価格や性能面で一般ユーザーに受け入れられるレベルのレンズ交換式デジタル一眼レフカメラが登場することになる。 コニカミノルタα-7 DIGITAL(2004年11月発売) - コニカミノルタとなってから発売された、オートフォーカスデジタル一眼レフカメラ。操作系に関してはα-7やα-9とほぼ同様である。しかし、オートフォーカスセンサーやシャッターユニットは下位モデルを引き継いでいるため、性能的にはα-70、α-SweetIIのデジタル版とも言える。アイセンサーが搭載されているが、液晶モニターのON/OFFにのみ使用され、アイスタートは省略されている。レンズ交換型オートフォーカスデジタル一眼レフカメラとしては、受像素子を手ぶれに応じて動かすことで補正する世界で初めてのボディー内手ぶれ補正機構を採用しており、全てのレンズで手ぶれ補正を実現することができる。イメージセンサーはAPS-Cサイズで610万画素。アンチシェイク搭載と総合的なバランスの良さが評価され、カメラグランプリ2005を受賞した。 コニカミノルタα-Sweet DIGITAL(2005年発売8月発売) - α-Sweetのデジタル版で、上位機種であるα-7 DIGITAL同様、ボディー内にイメージセンサーシフト式手ぶれ補正機構が採用された。イメージセンサーはAPS-Cサイズで610万画素。ファインダーはミラー型だが、従来のアルミ蒸着に代わり新設計の銀蒸着を採用し、他社の同様方式の物と比べて見やすいファインダーを実現した。
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