テニス関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 07:56 UTC 版)
常務時代にインターナショナル・マネジメント・グループ(IMG)創業者のマーク・マコーマックと知り合う。マコーマックと正明が共に取り組み、ソニーとIMGで作り上げたシステムが『ワールドゴルフランキング』(発足当初の名称は『ソニー・ワールドゴルフランキング』)であったという。マーク・マコーマックとの関係が深まったことにより、当時のアメリカ合衆国テニス界の第一人者だったジミー・コナーズ、モニカ・セレシュを始めとしてアメリカテニス界関係者との親交が深まるようになる。 ソニー生命会長時代にはプロテニスの日米対抗戦『ソニーライフ・カップ』の開催を企画、当時の日本テニス協会会長の中牟田喜一郎(岩田屋会長)に直接申し入れて開催が決まる。『ソニーライフ・カップ』は1997年から1999年までの3年間、日米のスター選手を招待して神戸市、広島市、福岡市で開催された。 2000年に中牟田喜一郎の要請により日本テニス協会会長に就任。会長就任と同時に協会の改革に乗り出し、全国各地のテニス協会を歴訪して「日本協会は役人的」や、各種大会の運営等の不備・不満を指摘されたことを受けて協会職員らに「サービス精神を持ち、全てのテニス関係者をお客様と思え」と意識改革を訴えた。また世界テニスの四大メジャー大会を視察してきた経験からジャパン・オープン・テニス選手権についても『日本テニスを代表するイベントにしたい』と考え、会場(有明テニスの森公園)にフードコート、ゲームコーナー、テニスショップを設置するなどの改革を行った。 2016年、国際テニス殿堂の功労賞を受賞。
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