チームIRジャパン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 06:41 UTC 版)
「北九州市IR推進協議会」の記事における「チームIRジャパン」の解説
アメリカの事業者らは2019年(令和元年)9月17日に北九州市を訪れ、北九州空港やJR小倉駅周辺、門司区の採石場などを視察した。視察団は北九州市内の4箇所に関心を示し、代表者であるマイケル・ゾルは「北九州にはIRの成功に重要な国の目標を達成するだけの魅力がある」と述べた。 9月21日、視察団は事業者グループ「チームIRジャパン」として北九州市内で記者会見を開き、数週間をめどに同市におけるIR事業計画の策定を表明した。北九州市が期限内のIR立地区域認定申請を「極めて困難」としていることについては「申請期限に間に合う」との見解を示した。 11月20日、アメリカの事業者ら10社で構成するグループ「チームIRジャパン」が記者会見し、北九州市に提案したIR事業構想を明らかにした。構想ではまず門司区喜多久の約4万平方メートルの敷地に約8700億円を投じて5500室のホテル、国際会議場や展示場を含むMICE施設、劇場、カジノなどを建設し、その後段階的に小倉北区の馬島・藍島、小倉南区の曽根新田地区、若松区にもホテルなどリゾート施設、スポーツ施設、映画スタジオを設けるほか、大学など教育機関も開設。それらの地区を結ぶ鉄道などインフラ整備も行い、総投資額は最大で約2兆5900億円に達するとした。ただし、候補地について地権者との交渉は行っておらず、実際の建設地は地域の意見を考慮して決定する意向を示した。
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