チョコレートグラミー

熱帯魚写真館

チョコレート・グラミー

通称：チョコレート・グラミー、チョコグラ

学名：Sphaerichthys osphromenoides (Canestrini,1860)

分布：スマトラ、ボルネオ、マレーシア

サイズ：約５～６ｃｍ

水温：２４～２７度（２２～３２度）

ｐＨ：５．０～６．０（４．０～７．５）

水温、ｐＨは最適な値と共に、（）の中にある値は飼育可能な適応範囲を表しています。 熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。

特徴

チョコレート・グラミーは通称、チョコグラの愛称で親しまれている小型グラミーの１種です。　 古くから親しまれ昔は輸入状態が悪く飼い難い魚でしたが、近年では改善されて 比較的、飼いやすい魚になりました。　 寸詰まりの体型と愛くるしい動きから古くから高い人気を誇るグラミーの１つです。

飼育について

本種は落ち葉などが堆積し水が茶色に変色したブラックウオーターと呼ばれる水域に生息しており、酸性～弱酸性の軟水を好みます。　 特に輸入されて間もない個体はデリケート面があり、良好な水質の環境を作り飼育するのがベストと言えます。　 落ち着いてしまえば中性付近の水質でも問題なく飼育できますが、あまり好ましくない水質では病気になりやすくなるため、 弱酸性の軟水での飼育を心掛けるべき魚と言えます。　 繁殖はマウスブルーダータイプの繁殖方法で稚魚は最初からブラインシュリンプの捕食が可能です。