鳥海の紅

品種登録データベース

鳥海の紅【ﾁｮｳｶｲﾉｸﾚﾅｲ】（草花類）

※登録写真はありません	登録番号	第8027号
	登録年月日	2000年 3月 30日
	農林水産植物の種類	トルコぎきょう
	登録品種の名称及びその読み	鳥海の紅 　よみ：ﾁｮｳｶｲﾉｸﾚﾅｲ
	品種登録の有効期限	20 年
	育成者権の消滅日	2003年 4月 1日
	品種登録者の名称	小林金市
	品種登録者の住所	山形県東田川郡余目町大字連枝字沼端１２３番地
登録品種の育成をした者の氏名	小林金市
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，「バイカラーピンク」に「レディフレンド」を交配して育成されたものであり，花は黄白の地色に鮮赤紫色の覆輪が入る小輪の切花向きの品種である。草型はⅡ型，草丈は高，茎の太さは太，剛直性は強，色は緑，主茎節数は多，節間長はやや短，分枝数は中，分枝の着生位置は上である。葉形は狭卵円，葉長は長，葉幅は広，葉色は緑である。花形は鐘状，花の直径は小，花蕾数はやや少，花冠外面の色は黄白（JHS カラーチャート2901），内面底部は黄緑（同3512），先端部及び中間部は鮮赤紫（同9507），下部は黄白（同2901），ぼかしの有無は無，覆輪の有無は有，絞りの有無程度は無，花弁先端の形は円形，そりはなし，花弁長はやや短，花弁幅はやや狭，数は５，がくの形状は筒状，裂片の長さは短，幅はやや狭，がく筒の長さはやや長，幅は中，アントシアニン発現の有無及び程度は無，雌ずいの形は正常，数は１，雄ずいの形は正常，数は５，花柄の長さはやや短である。開花の早晩性は晩である。「ドレミパステル」及び「パステルレッド」と比較して，花冠内面先端部の色が鮮赤紫であること等で区別性が認められる｡
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，昭和６３年に育成者の農場（山形県東田川郡余目町）において，「バイカラーピンク」に「レディフレンド」を交配し，その実生から選抜，以後，固定を図りながら特性の調査を継続し，平成７年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「鳥海の茜」であった、