チャンナム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/23 08:26 UTC 版)
ドラン・ママ デュボス公国内の奴隷村の闇金貸し。何が起きても怒ることすらせず呑み込んでいるシドライアンを不憫に思い、彼の親友であるクラーリスを気に入り請われて「ニ・タイ・ドゥングゥ・マ・テマ」を聞かせる。彼に頼まれ、デデの父親を匿っている。 ヤンバイ 奴隷村で暮らすチャンナム人。シドの境遇を真の意味で理解できず、彼を妬んでいる。 ヴィン・タン・メイ アリオとサシャから「嘘しか言わないヴィン・タン・メイ」と呼ばれるチャンナム人の少年。アリオの妻でありイーフィの母であるサシャを「サシャ様」と様付けで呼ぶ。10年前のアリオの死の前後を描く「episode17」「episode18」でヘボンの町をさ迷うイーフィを死の床にあるアリオの元にかなり強引に連れて行った。「episode20」で18年前にアリオとサシャが出会った頃と、イーフィらがヘボンにやって来た時の2つの時間軸で再登場を果たした。「episode22」で人を疑うことを知らないイーフィは騙せたが、アリオに致命傷を負わせた犯人であり、その事実に気づいたデラ・マンデに追及され海に転落した。親は無く拾って育ててくれたサシャを慕い、彼女をアリオに奪われたと独占欲に端を発する感情ゆえに彼を憎んでいたため、大公の手の者に命じられるままアリオを襲った。隙を見て逃げようと思っていたが、成り行きでイーフィらを助けてチャンナムに出航した。昔、海賊船に乗っていたことがあると語る。 マイヤーン・チャン・クム チャンナムの王。「episode26」の黄国杉の記憶の中で、10年前のアリオとの会話をイーフィは垣間見た中で登場した。傀儡政権の操り人形であると自覚しており、民も故国も蹂躙されることを嘆き悲しむ。根こそぎ民を奪われ、末弟シドライアン(サン・シュスレイ)までも奴隷にされる屈辱を味わう。幻影の中で姿を垣間見てシドライアンに似ているとイーフィは思ったが、血の繋がった実の兄弟ゆえに似ていて当然だった。
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チャンナム
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シドライアン(サン・シュスレイ)の故国。デュボス公国の南方にある植民地で古代チャンナム王朝はデュボスにより断絶させられ、民の奴隷化及び樹木の伐採により蹂躙されてしまう。そのデュボスの後見で誕生した新政権により間接統治が行われている。当代の王はマイヤーン・チャン・クム。伝説を信じる者は誰もが探す「妖精の草」の原産地であり、古代王朝の48代目の王トドラマ・パ・ナ王より「ニ・タイ・ドゥングゥ・マ・テマ」の儀式が行われて“神”となり森に座して樹々を守り湖を花で満たしたと伝えられ、それ以来、歴代の王は死ぬと「妖精の草」の黒い鬼を宿し、再び起き上がっては森を豊かにしたという伝承がある。そのため、死者を森に葬るという風習は続いている。
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