ダーライン【ダーライン】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4837号 |
登録年月日 | 1996年 1月 19日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | ダーライン よみ:ダーライン | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 1月 20日 | |
品種登録者の名称 | ソシエテ シビル ダーボン | |
品種登録者の住所 | フランス共和国 91490 ミリー ラ フォレット ジョファー通り 6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ロベルトヒューロー | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は「Gariguette」に「Aiko」を交配して育成された品種で,果皮の色が橙赤で,果形は円錘,果実の大きさはやや大きく,果実の硬さが硬い,萎黄病抵抗性の高い品種である。 草姿は中間,草勢及び草丈は中である。ランナーの太さはやや太,着色は淡赤,ランナー数は中,葉色は緑,鋸歯状の形は中間,小葉の大きさは大,葉数は少である。果皮の色は橙赤,果形(第2果以降)は円錘,第1番果と第2番果の果形の差はやや少,果実の大きさはやや大,果肉色は濃紅,果心の色は紅赤,果実の光沢は良,空洞は大,花の大きさはやや大,葯の大きさは中,花柄の太さはやや太,花柄長及び花柄の切断の難易は中,果実の硬さは硬,無種子帯は少,そう果の落ち込みは落ち込み中,アントシアニン着色は中である。可溶性固形物含量は中,酸度はかなり高,果実の香りは中である。花芽分化期及び開花始期は晩,花(果)房当たり花(果)数は中,成熟期は晩,季性は一季成,萎黄病抵抗性は高である。 「盛岡16号」と比較して,小葉の大きさが大きいこと,果皮の色が橙赤であること,果実の空洞が大きいこと,萎黄病抵抗性が高いこと等で,「ベルルージュ」と比較して,小葉の大きさが大きいこと,果皮の色が橙赤であること,果実の空洞が大きいこと,そう果のアントシアニン着色が濃いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,ソシエテ シビル ダーボンの研究農場(フランス共和国 ミリー ラ フォレット)において,1979年に「Gariguette」に「Aiko」を交配・採種し,1980年には種・育苗を開始,1982年より選抜を行いつつ特性検定を実施し,1988年,目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。 |
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