ダービー物語事件とは? わかりやすく解説

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ダービー物語事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 14:10 UTC 版)

ダービー物語」の記事における「ダービー物語事件」の解説

1993年当時設置されていた現金機大当たり終了後保留メモリー書き変えて意図的に大当たりを出す機種登場していた。ダービー物語では大当たり中、Vゾーン5つ以上連続入賞する台枠激しく光る演出発生し3、4つ目の保留玉値を16通りある書き換えテーブルから1/16確率3つ目のみ、1/16確率4つ目のみ、1/16確率3、4つ目両方大当たりカウンタ値に書き換える。これにより保留玉での連荘発生した。 この現象Vゾーンへの入賞が容易となるよう、極端な釘調整なされない実現しにくいため、連チャン誘発する意図的な釘曲げが行われていた。1993年10月19日埼玉県警大宮署が平和本社や平和の工場家宅捜索、また埼玉県内設置されていた『ダービー物語』およそ200台を押収同月、平和社員とパチンコ店店長風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反疑い埼玉県警察逮捕された。埼玉県警による捜査拡大し11月には平和の埼玉営業所が、2度目家宅捜索を受け社員係長所長逮捕されたほか、宮城北海道静岡ホールにも捜査入った。また機種強制撤去だけではなくホール事務所経営者宅、更に平和の各営業所にまで及ぶ大規模捜査が行われた結果、5人が逮捕された。警察発表では検定の際には連チャンしないプログラム検定通過させた後で連荘誘発する不正プログラム同機仕込んだ発表一部新聞ではメーカー主導による違法改造機で本社関与報じている。後にこの一件は、現金機によるデジパチ機の連荘禁止される契機となり、確率変動認められているCR機デジパチ導入加速させる結果となったが、今度CR機過剰な連チャン性が問題視されることになる。 詳細は「CR機」を参照 本機の後に同メーカーから発売された『プリンセス物語』においても、Vゾーンへの入賞特定の条件を満たすことで、内部モード変化し連荘発生させるシステムとなっているが摘発はされなかった。

※この「ダービー物語事件」の解説は、「ダービー物語」の解説の一部です。
「ダービー物語事件」を含む「ダービー物語」の記事については、「ダービー物語」の概要を参照ください。

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