ダービートライアル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/03 08:26 UTC 版)
競馬のダービーへのトライアル競走(Derby Trial)の一覧。
イギリス
- ダービートライアルステークス -リングフィールド競馬場で行われる競走。リングフィールドダービートライアルステークルとも。
- インヴェスティックダービートライアル - エプソム競馬場で行われる競走。旧ブルーリバンドトライアルステークス。2010年からはインヴェスティックダービートライアル。
- クラシックトライアル - サンダウン競馬場で行われる競走。サンダウンクラシックトライアルとも。
アイルランド
- アイリッシュダービートライアルステークス - アイリッシュダービーへのトライアル競走。
アメリカ
- ケンタッキーダービーチャレンジステークス - 休止されたケンタッキーダービーへのトライアル競走。
日本
- 青葉賞 - 東京優駿へのトライアル競走。
- NHK杯 (競馬) - 廃止された東京優駿へのトライアル競走。
- プリンシパルステークス - 東京優駿へのトライアル競走。
シンガポール
- シンガポールダービートライアル - 廃止されたシンガポールダービーへのトライアル競走。
このほかにも様々な国・地域でダービートライアル競走が行われている。
ダービートライアル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:13 UTC 版)
「トライアル競走」の記事における「ダービートライアル」の解説
「日本選手権競輪#歴史」も参照 1974年から1995年まで、日本選手権競輪で「ダービートライアル」が行われた。1974年と1975年については、予め選手選考委員会において選定された選手135名、1976年以降1995年までは同じ要領で216名が選抜され、これを各27名ずつに振り分けられた選手は、全国8ヵ所(1975年までは5ヶ所)に分かれて3日間競走を行った。これを1選手につき2場(1975年までは1選手3場)出走し、その合計獲得ポイントによって選考順位を決定し、上位27人は初日、2日目に行われる特別選抜戦(3レース)にシードされ、その上位各3名がゴールデンレーサー賞(全員が準決勝に進出)へと駒を進められるシステムであった。 ダービートライアル最終日の得点表 決勝 1位 … 54 2位 … 52 3位 … 50 4位 … 48 5位 … 46 6位 … 44 7位 … 42 8位 … 40 9位 … 38 棄権 … 36 失格(欠場含む) … 34 特選 1位 … 36 2位 … 34 3位 … 32 4位 … 30 5位 … 28 6位 … 26 7位 … 24 8位 … 22 9位 … 20 棄権 … 18 失格(欠場含む) … 16 選抜 1位 … 18 2位 … 16 3位 … 14 4位 … 12 5位 … 10 6位 … 8 7位 … 6 8位 … 4 9位 … 2 棄権 … 0 失格(欠場含む) … -2 ダービートライアルが実施されていた頃の日本選手権競輪は、他の特別競輪と比較して、平均競走得点が相対的に低い選手であっても勝ち上がり戦に有利となりうるシステムとなっていた。一方でダービートライアルそのものの勝ち上がり方式に矛盾点が少なくなかった(例:初日1着、2日目7着で決勝進出が可能となるケースがあった)ことや、2回戦制となった1976年以降特に、1回戦である程度ポイントを稼いだ選手が、2回戦では欠場したり、出場権獲得がムリと分かった選手が、傍目から見て半ば無気力に走るケースが顕著化するなどの弊害が見られるようになったことから、1995年をもって廃止された。1996年以降、日本選手権競輪の出場要件は、前年の平均競走得点上位選手から順次選抜する方式に改められ、そして現在では選考期間(前年2月から当年1月までの12か月間)中の獲得賞金額上位選手から順次選抜する方式となり今日に至っている。
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