ダンピング‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【ダンピング症候群】
ダンピング症候群
ダンピング症候群 (dumping syndrome)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 06:11 UTC 版)
「胃切除術」の記事における「ダンピング症候群 (dumping syndrome)」の解説
食物が胃を経過せず急速に小腸に送り込まれることが原因である。早期ダンピング症候群と後期ダンピング症候群に分類される。早期ダンピング症候群では通常よりも濃い食物が小腸に流れ込み、血糖の急速な上昇を引き起こす。症状は動悸、立ちくらみ、めまい、悪心などである。後期ダンピング症候群は、急峻性高血糖症(oxyhyperglycemi)に対しインスリンが過剰に分泌されることが原因で、低血糖を引き起こす。症状は発汗、疲労感、立ちくらみ、めまいなどである。90分ほどかけてゆっくりと食事をしたり、食事を少量ずつ回数を一日5回程度に増やすことで改善できることもある。また、飴やチョコレートといった甘い物を持ち歩き、低血糖症状が出た時に食べればよい。
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