ダイクラリス【ダイクラリス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11299号 |
登録年月日 | 2003年 3月 26日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ダイクラリス よみ:ダイクラリス |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 3月 26日 | |
品種登録者の名称 | 第一園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都渋谷区渋谷一丁目1番4号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 兼松功一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ダイピレッド」の枝変わりであり、花はピンクの盛咲で、やや小輪の1花茎当たり花数がかなり少、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は直立、開花時草丈は高、節数は中である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易はやや難、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に中部、節間長はやや長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや長、葉幅はやや狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。花柄の長さはやや長、つぼみの形は楕円形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、表面の花色はピンク(JHS カラーチャート0103)、裏面の花色は淡ピンク(同0102)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ、幅及び数は中、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さはやや太、長さはやや長、1花茎当たりの花数はかなり少、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は難である。「フルーレット」と比較して、花柄が長いこと、花の表面の色がピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に株式会社第一園芸プランテックの温室(静岡県駿東郡小山町)において、「ダイピレッド」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「クラリス」であった。 |
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