タワーリーダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 06:35 UTC 版)
2001年(平成13年)1月制定。2012年1月現在3,558名。大口無線顧客から「安心して乗れる。サービスが良い。事故がない。」以上の3点要望により誕生した乗務員資格制度。以下に該当する用件を満たした場合に第一選抜基準を得ることが可能となる。 原則として満65歳以下でタワーリーダー資格を取得することを宣言し黒色ハイグレード車乗務を可能にした一般乗務員もしくは本組合主催のサービスコンテストに出場し予選で一定以上の成績を収めた者でいずれも効力発揮から1年以内であること。 3年以内に過失責任50%以上の人身事故を起こしていないこと。 タクシー営業中5年以内に次の違反がないこと。 30km/h以上の速度違反。 酒気帯び・酒酔い運転違反。 駐車違反。 自家用車を含み3年以内に上述3項目を除いた違反で免許停止処分を受けていないこと。 2年以内に東京無線内部規定による無線罰則違反規定で無線乗務停止処分を受けていないこと。 2年以内に東京タクシーセンター・教育指導部・会社のいずれかに苦情および指導報告があっても乗務員に責任があった判断を下されていないこと。 さらに各事業者の推薦を得て本組合主催の地理試験で100点満点中80点以上取得すれば合格となりタワーリーダーの資格要件を満たす。その後講習を受けて初めてタワーリーダーとなり、以下の営業上権利を得ることができる。 黒塗りハイグレード車の乗務。 特定顧客を対象とする指定配車。 青山・日比谷・麹町の特定待機配車。 特定顧客向け先着予約配車。 またサービスリーダーも含み一般乗務員とは服装規定で以下の相違点がある。 ネクタイ:薄いグレー色。 靴:一般乗務員では黒色のみ指定されるが、リーダーは黒色の革靴に限定。 ジャケット:夏期は非着用乗務が認められているが、無線配車時は着用義務がある。
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