ソロ、リーダー・グループ活動
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「マーク・リボー」の記事における「ソロ、リーダー・グループ活動」の解説
1990年、初のリーダー・アルバム『Rootless Cosmopolitans』をAntilles Recordsから発表、自作曲に加え、ジミ・ヘンドリックス、ビートルズ、デューク・エリントンの曲を独自の解釈で演奏している。またノイズ、フリー・ジャズをミックスしたグループ、シュレックやキューバのギタリスト、アルセニオ・ロドリゲスの楽曲を演奏した『マーク・リボーと偽キューバ楽団』名義でライブ活動を行うことで評価される。サルサの伝説、ジョー・バターンと共演する他、このバンドで日本にも2001年に来日している。単独のギター演奏によるパフォーマンスやアルバムをリリースしていてビートルズやアルバート・アイラーの曲がたびたび取り上げられている。また2005年にはインディペンデントのレーベルPI Recordingsから、アルバート・アイラーのトリビュート・アルバム『Spiritual Unity』をヘンリー・グライムスとのカルテットで発表。アイラーの微妙なヴィブラートをギターで表現している。リーダー名義ではないがジャズ・パッセンジャーズのヴィブラフォン奏者であるビル・ウェアとのデュオ作『サー・デューク (Sir Duke)』でデューク・エリントンの楽曲を構築している。2007年には、トリオ編成のセラミック・ドッグを結成、2008年にファースト・アルバム『パーティー・インテレクチュアルズ』発表。 ジョン・ゾーンの主宰するレーベル、ツァディクから、様々なカテゴリー(映画音楽、現代音楽、急進的ユダヤ音楽)のアルバムを制作している。 ギターそのものの特性を生かしたビブラート、スクラッチ、ピッキング・ノイズやアンプ、スピーカーを使った歪み、フィードバックなどに特徴があるのがマーク・リボーのギター・スタイルでもある。
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