ソルトレイクシティ_(原子力潜水艦)とは? わかりやすく解説

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ソルトレイクシティ (原子力潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 01:17 UTC 版)

艦歴
発注 1977年9月15日
起工 1980年8月26日
進水 1982年10月16日
就役 1984年5月12日
退役 2006年1月15日
その後 原子力艦再利用プログラム
除籍 2006年1月15日
性能諸元
排水量 満載:6,098 トン、
基準:5,747 トン
全長 110.3 m (362 ft)
全幅 10 m (33 ft)
喫水 9.7 m (32 ft)
最大速 水上25 kt (46 km/h)、
水中30+ kt (56 km/h)
潜行深度 290 m (950 ft)
機関 S6G reactor 1基
乗員 士官12名、兵員98名
モットー:

ソルトレイクシティ(USS Salt Lake City, SSN-716)は、アメリカ海軍ロサンゼルス級原子力潜水艦の29番艦。艦名はユタ州ソルトレイクシティに因んで命名された。その名を持つ艦としてはペンサコーラ級重巡洋艦2番艦(CL/CA-25)以来2隻目。

艦歴

ソルトレイクシティは1977年9月15日にバージニア州ニューポート・ニューズニューポート・ニューズ造船所に建造発注され、1980年8月26日に起工した。1982年10月16日にキャサリーン・ガーン夫人によって命名、進水し、1984年5月12日に艦長リチャード・イットキン中佐の指揮下就役する。

ソルトレイクシティはヒストリーチャンネルR・リー・アーメイが司会として出演するドキュメンタリー番組、『メール・コール』で特集された。

2004年10月22日、ソルトレイクシティはステニス空母戦闘群(現 空母打撃群)での西太平洋における配備を完了し帰還した。この配備の間にグアム佐世保横須賀シンガポールオアフ島を訪問した。

ソルトレイクシティは8度の配備の間に、4度の「Battle “E”」戦闘効率賞、3度の海軍殊勲部隊章、2度の部隊勲功章を受章した。

ソルトレイクシティは2005年10月26日にサンディエゴで退役記念式典が行われ、同日出航、北極点を通過した。2006年1月15日にポーツマス海軍造船所で退役した。翌年曳航され、2007年5月8日にピュージェット・サウンド海軍造船所に到着した。

ソルトレイクシティは原子力艦再利用プログラムに基づき解体される予定である。なお本艦の舵機は、2013年10月13日に衝突事故を起こし操舵が引きちぎれた同型艦「モントピリア」に転用された[1]

参考文献

  1. ^ 「海外艦艇ニュース 米原潜モントピーリアの修理が困難を極める」『世界の艦船』第792集(2014年2月号) 海人社

関連項目

外部リンク


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