ソフトウェア開発技術者
概要解説 コンピュータは、ハードウェアとソフトウェアが一体となって初めてその役割を果たします。ソフトウェアは、利用者が直接利用する種々のアプリケーションソフトウェアと、それらを効率的に動作させるミドルウェア、そのミドルウェアを効率的に動作させるオペレーティングシステムの3層に分けて考えることができます。ここでは、ソフトウェア開発技術者を、ミドルウェアとオペレーティングシステムの開発に関わる技術者として捉えることにします。 必要な能力・資格など ソフトウェア開発技術者は、コンピュータメーカーでオペレーティングシステム(OS)を開発する場と、ソフトウェア・ベンダーと呼ばれるソフトウェア開発・販売会社でミドルウェアを開発する場で活躍しています。これまで、コンピュータの知識がなくても論理的な思考ができれば、だれでもソフトウェア開発技術者になれましたが、今後は情報処理教育を受けた人が優先されるでしょう。コンピュータソフトの対象としている分野は多岐に渡り、すべての分野に通じるソフトゥエア開発技術者は事実上いないと考えられます。今後期待されるソフトウェア開発技術者は、自分の得意分野をきちんと持っていて、かつ技術の流れに対する強い興味と理解を示す人です。今までは、メインフレームと呼ばれる大型コンピュータのソフトウェア開発をする作業が主でしたが、ここ数年でワークステーションやパソコンのソフトウェア開発の作業が主流となりつつあります。 関連する職業
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