ソナタ第37番
セイシャス:ソナタ 第37番 ホ短調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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セイシャス:ソナタ 第37番 ホ短調 | Sonata No.37 in E minor |
ハイドン:ソナタ 第37番(ウィーン原典版番号) ホ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ハイドン:ソナタ 第37番(ウィーン原典版番号) ホ長調 | Sonate für Klavier Nr.37 E-Dur Hob.XVI:22 op.13-2 | 作曲年: 1773年 出版年: 1774年 初版出版地/出版社: Kurzböck |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例![]() |
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1 | 第1楽章 Mov.1 Allegro Moderato | 4分30秒 |
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2 | 第2楽章 Mov.2 Andante | 3分30秒 |
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3 | 第3楽章 Mov.3 Finale: Tempo di Menuet | 4分00秒 |
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作品解説
1773年に作曲され、エステルハージ侯ニコラウスに献呈された6曲から成る作品13のピアノ・ソナタ(Hob. XVI/21-26)の2曲目で、全3楽章から成る。
第1楽章のホ長調は、アレグロ・モデラートの4分の4拍子。両手による主和音で開始する。冒頭の主題は、ターンのように装飾的な音に富んでいる。展開部(第25小節~)は、平行調にあたる嬰ハ短調の主和音の第1転回形を両手で奏して開始する。再現部(第42小節~)では、提示部では見られなかった約1小節のアダージョ(第54小節)が挿入されている。
第2楽章はアンダンテの8分の3拍子で、第1楽章の同主短調にあたるホ短調による。この楽章は3部形式で書かれているが、中間部(第29小節~)はまったく新しい素材ではなく、冒頭の主題を平行調にあたるト長調で提示して開始する。時折、右手の上声の長い音価に対し、下声が付加的に合いの手を打つ手法が特徴的である。また、左手が1拍目や拍頭に音を持たないこともある。
第3楽章のフィナーレはロンド形式。テンポ・ディ・メヌエットで、ホ長調による。ロンド主題に対して挿入される主題は平行調にあたる嬰ハ短調によることが多い。
「ソナタ 第37番」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女はソナタ形式の曲をひいた
- ニ長調ソナタ
- ホ短調のソナタ
- このソナタの通奏低音部はオルガンによって演奏される。
- 「冬のソナタ」を例に挙げるまでもなく、いまや時ならぬ韓流ブームである。
- 彼女はソナタを演奏した。
- ソナタを一曲弾いてあげよう。
- 彼は自作のピアノソナタを演奏した.
- ソナタ形式の音楽作品.
- 興味深いことには, 彼がそのソナタを作曲した時わずか 7 歳でした.
- (ピアノで)ソナタを弾く.
- 彼女はそのピアノソナタを見事に演奏した.
- バッハの無伴奏チェロソナタ.
- むずかしいリストのソナタを弾きこなすなんてその少年は只者ではないといえよう.
- 『クロイツェル・ソナタ』 をただひとつの例外として, トルストイの作品は皆非常な歓迎を受けた.
- 少年はバイオリンソナタを見事に演奏した
- 技術的に完全であるが、乾燥したソナタの演奏
- その作品の最後のソナタ
- ソナタの人並みの演奏
- ピアニストはソナタで最も美しい一節を、スラーを付けて演奏した
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