生命保険営業員
概要解説 生命保険営業員の仕事は、生命保険契約の募集、集金、アフターサービスです。生命保険は一般の商品と異なり「保障」という目に見えない商品であり、生命保険の場合比較的長期間にわたる支払いも生じます。従って、契約期間中の顧客の状況変化に応じた適切なアドバイスと解決の手伝いをできる能力や、設計販売、計画販売のできる能力が求められ、幅広い生命保険全般に関する専門的知識も必要です。自主性、外交性、指導性、社会性を備え、強い責任感と職業倫理を持った人材を業界は求めています。 必要な能力・資格など 生命保険の営業職となるためには、生命保険業界が統一的に実施している共通の初期教育で所定の研修を受け、試験に合格した後に大蔵省に登録することが必要です。教育期間中は生命保険会社とは委任契約の関係となり、所定の固定給のみが支払われます。営業員としての登録を終え、セールス活動が始まると、販売活動の実績に応じた比例給が加算され、雇用契約となります。生命保険業界共通の教育体系は、初期教育とそれに続く高資質化教育のステップが定められており、専門課程、応用過程、生命保険大学課程へとステップアップを目指します。こうして資格や活動実績に応じて給与や地位も変動してゆくのが、この職業の特徴です。 関連する職業
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