セイピピヨ【セイピピヨ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10406号 |
登録年月日 | 2002年 7月 10日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイピピヨ よみ:セイピピヨ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 7月 12日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「セイミコ」にポンポン咲き系混合花粉を交配して育成されたものであり、花はピンク白色のかなり小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはかなり細、色は赤紫、強さは弱、中空の程度は小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長は短である。葉身長はかなり短、葉幅は狭、葉の縦横比は大、葉柄の長さはやや短、一次欠刻は中、表面の色はやや淡、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は凹形、花の大きさはかなり小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は中である。管状花数は極少、分布は集中、長さは極小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さは極小、幅はかなり狭、外花弁の表面及び裏面の色はピンク白(JHS カラーチャート9201)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさは極小、総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは極細、長さは中、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「ポポロ」と比較して、花房が凹形であること、舌状花の重ねが5列以上で露心しないこと等で、「セイポコ」と比較して、舌状花の重ねが5列以上で露心しないこと、外花弁の表面の色がピンク白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「セイミコ」にポンポン咲き系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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