精の渚【セイノナギサ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10282号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の渚 よみ:セイノナギサ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 6月 21日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「豊の里」に白色八重咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色の大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはやや太、色は緑、強さは中、中空の程度は小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は多、節間長はやや短である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや深、表面及び裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みはやや低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花数は極少、分布は集中、長さはかなり小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2902)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と異なり緑色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさ及び総ほうの大きさはやや大、花首の太さは中、長さは短、生態分類型は夏ギク、開花の早晩性は晩である。「精雲」と比較して、花の中心部の色が外弁と異なり緑色であること等で、「精の剣」と比較して、茎の色が緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「豊の里」に白色八重咲系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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