スフィンクス (ネコ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/13 00:02 UTC 版)
スフィンクス | |
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原産国 | ![]() |
別名 | カナディアン・ヘアレス |
スフィンクス(英: Sphynx)は、ネコの品種のひとつ。無毛のネコとして知られるが、まったくの無毛ではなく、極めて短い産毛に覆われている。また、まばらに毛が生えている個体も存在する。ヒゲはない。かつては「カナディアン・ヘアレス」とも呼ばれていた。
特徴
平均体重は 3.5-7 kg。気質は陽気で活発であり、人なつっこく社交的である。被毛に覆われていないため、暑さにも寒さにも弱く、室内で飼う必要がある。また皮脂を吸い取る被毛がないので皮膚が脂っぽくなりやすく、飼い主は毎日皮脂をふき取ってやる必要がある。ほかの猫種では被毛と皮膚に色のパターンが現れるが、この猫種では皮膚の色を直に確認できる。すべての色のパターンが認められる。体温が他の猫より4℃高い。
起源
1966年、カナダのトロントで、イエネコの突然変異により誕生、最初のスフィンクスは「プルーン」という名の猫であったが、この血統は途絶えた。 現在、アメリカおよびヨーロッパのスフィンクスは、以下の2つの自然発生個体を起源とする。
- Dermis and Epidermis (1975) from the Pearsons of Wadena, MN, USA
- Bambi, Punkie, and Paloma (1978) found in Toronto, ON, Canada(Shirley Smithによって拾われた)
その後、デボンレックスと交配され、現在に至っている。現在、異種交配種はデボンレックスのみが認められている。しかし、重大な歯の障害および神経系の障害が発生する恐れがあり、ほとんどの団体では公認していない。
ギャラリー
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生まれて2週間の子猫
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12週目
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白と黒の眠る猫
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服を着た猫
「スフィンクス (ネコ)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼が通り過ぎようとしたとき、スフィンクスは彼の前に飛び出した。
- 突然、スフィンクスがその頭を上げた。
- スフィンクスは彼のまわりを歩き始めた。
- スフィンクスはテーベ市へ行く途中の何百人もの人を食べてしまっていた。というのはその人達が、こうかつなスフィンクスが出すなぞなぞに答えられなかったからであった。
- この恐ろしい怪物はスフィンクスであった。
- 「もしおまえが私のなぞなぞ答えられたら、私はおまえを無事に通してやる」とスフィンクスは言った。
- スフィンクスは崩れかけている
- スフィンクスに類似しているさま
- スフィンクスに似た微笑
- スフィンクスという人面獣身の石像
- 彼は出身国のエジプトを表すデザインでピラミッド,スフィンクス,それに自分の似顔絵を入れたいと思っていました。
- その写真には,お侍(さむらい)さんの一団がスフィンクスの隣に立って写っています。
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