スチーブンスジョンソン‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【スチーブンスジョンソン症候群】
読み方:すちーぶんすじょんそんしょうこうぐん
《「スティーブンスジョンソン症候群」とも》⇒皮膚粘膜眼症候群
スチーブンス・ジョンソン症候群
【概要】 別名は皮膚粘膜症候群。多形性紅斑の重篤なもの。薬剤の副作用で起こる激しい皮膚炎のうち最も重症なもの。皮膚、咽頭粘膜、結膜、肛門などが真っ赤になり、ついで水疱になって剥げ落ちる。気道粘膜、消化管粘膜に及ぶことがある。全身の火傷と似て、失明したり、死亡に至ることもある。薬剤に対する免疫学的なアレルギー反応と考えられている。
【詳しく】 HIV感染症ではサルファ剤を含む薬剤、例えばST合剤やファンシダールが本症を起こしやすいことがわかっている。本症について患者教育を行ない、早期発見して薬剤を中止することが大切。重症例は入院で集中治療が必要。本症では粘膜が含まれるのが特徴だが、重症例では中毒性皮膚壊死と重なる。

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