スイートハート スプリングパール【スイートハート スプリングパール】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8692号 |
登録年月日 | 2001年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | スイートハート スプリングパール よみ:スイートハート スプリングパール | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 2月 12日 | |
品種登録者の名称 | トヨアケアグリ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県豊明市阿野町三本木121番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高木誠作 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Cym.floribundumのアルバ系統に「アレキサンデリー」を交配して育成されたものであり、花はセパルが濃黄緑の地色に暗黄緑の条線が入り、ペタルは鮮黄緑の地色に濃黄緑色の条線が入り、リップは円形で淡紫ピンクの地色に濃紫ピンク色の斑点及び明赤紫色の覆輪が入る小型種である。草型の大きさは小、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は円形、高さは31~60㎜、長径は31~50㎜である。葉の全体の形は線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は30~60度、葉の長さは45~75㎝、幅は11~20㎜、葉色は緑、葉数は10~12枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは3.1~6.0㎜、長さは50~80㎝、色は淡緑である。咲き型は部分抱え平咲き、花の横径及び縦径は41~60㎜、ドーサル・セパル正面の形は広線形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は円形、先端の形は微突形、周縁の反転は小、波打ちは中である。全体的な花色は緑系、花色はセパルは濃黄緑(JHS カラーチャート3106)の地色に暗黄緑(同3107)の条線が入り、ペタルは鮮黄緑(同3105)の地色に濃黄緑(同3106)の条線が入り、リップは淡紫ピンク(同9501)の地色に濃紫ピンク(同9213)の斑点及び明赤紫(同9506)の覆輪が入る。花の香りは無、開花期は冬である。「ショウガール チェロキー」と比較して、ドーサル・セパル正面の形が広線形であること、リップの地色は淡紫ピンクで濃紫ピンクの斑点及び明赤紫の覆輪が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和52年に出願者の温室(広島県高田郡八千代町)において、Cym. floribundumのアルバ系統に「アレキサンデリー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「Sweetheart・Spring Pearl」であった。 |
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