ジガバチAV(ジガバチ・アドヴァンス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 17:15 UTC 版)
「自動爆撃ヘリ」の記事における「ジガバチAV(ジガバチ・アドヴァンス)」の解説
陸上自衛軍に配備されているジガバチの改良・発展型。基本的なフォルムはジガバチから変わっていないが、人工知能(AI)を搭載することで無人でも操縦・戦闘を可能とした。ただし、搭載するAIはタチコマとは違い、人間が搭乗することを前提とした支援型AIである。搭乗者が死亡するか意識不明に陥ると、自動的に最寄りの自衛軍基地か、海自のヘリ空母へと帰還するシステムが備わっている。 なお、ジガバチには認識コードが与えられており、「自機・登録された友軍機・自衛軍兵士」に攻撃を仕掛けるもの、友軍として登録されていない機体などを攻撃する。このため、陸自のヘリであっても認識コードが登録されていない機体には、30mmガトリングガンを用いて攻撃を仕掛けてくる。なお、当機のAIは喋ることはないが、『2nd GIG』ではタチコマが「根暗なAI」と称した。 武装はジガバチと同じく胴体後部の可動式ポッドに30mmガトリングガンを装備するほか、スタブウィング下に4連装の対地ミサイル(対戦車ミサイル)ランチャーと22連装の対地ロケット弾ランチャーを、スタブウィング両端に2連装の対空ミサイルランチャーを装備できる。また、テール両脇にはチャフ・フレア・ディスペンサーを有している。劇中、対戦車攻撃に長けているこの攻撃ヘリ「ジガバチ」を、タチコマは「僕たちの天敵」と呼んだ。 機体塗装はグレーを基調としているが、初期の塗装案には実際に陸上自衛隊のヘリコプターにも使用されている迷彩パターンを使用する案もあった。
※この「ジガバチAV(ジガバチ・アドヴァンス)」の解説は、「自動爆撃ヘリ」の解説の一部です。
「ジガバチAV(ジガバチ・アドヴァンス)」を含む「自動爆撃ヘリ」の記事については、「自動爆撃ヘリ」の概要を参照ください。
- ジガバチAVのページへのリンク