シリーズの一旦終了に至る経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:44 UTC 版)
「桃太郎電鉄シリーズ」の記事における「シリーズの一旦終了に至る経緯」の解説
第1作目以降、1年から数年毎にさまざまなハードで新作が発売されてきたシリーズであったが、2012年2月1日配信の携帯アプリ『桃太郎電鉄TOKAI』をもって新作の開発が終了となり、23年余りの長寿シリーズに幕を下ろした。この際、さくまは、ハドソンがコナミの完全子会社となったことで、『11』以降制作を手掛けてきた開発チーム「Team Kawada」のスタッフが退社したことや、ハドソンを吸収合併したKDE-Jに在籍する社員との間に発生したトラブルにより、新作を作るつもりがないとコメントしている。 一旦幕引きの図られたシリーズではあったが、2012年7月26日にタカラトミーアーツからボードゲーム『桃太郎電鉄ボードゲーム『大どんでん返しの巻』』がさくま監修のもと制作され、発売された。さくまが「原点である子供から大人まで気軽に楽しめるボードゲームを作りたかった」という想いをタカラトミーアーツが汲むという形で実現したものである。日本編と世界編の2種類が収録され、ルールはボードゲーム向けにブラッシュアップされている。プレイ可能人数は2-6人。 2015年6月2日、さくまがTwitterで正式にシリーズの終了を一旦は宣言した。この中では、さくまの提案に対し、コナミから何の連絡も無かったことが明かされている。これに対し、コナミ側はさくまと話し合いを続けているとしてシリーズ継続の意向を示した。また、これらの発言に伴い、以前に構想していると語っていた『東北復興編』がすでに完成していることが明らかにされた。
※この「シリーズの一旦終了に至る経緯」の解説は、「桃太郎電鉄シリーズ」の解説の一部です。
「シリーズの一旦終了に至る経緯」を含む「桃太郎電鉄シリーズ」の記事については、「桃太郎電鉄シリーズ」の概要を参照ください。
- シリーズの一旦終了に至る経緯のページへのリンク