シリア独立後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 08:52 UTC 版)
1946年のシリア独立後、ラタキアでは1946年と1952年の二度に渡り自治権を求めるアラウィー派の反乱が発生したが、いずれも政府によって鎮圧された。1970年、ラタキア近郊の小村カルダーハ出身の軍人ハーフィズ・アル=アサドがクーデターで全権を掌握。 1973年、第四次中東戦争においてイスラエル軍とシリア軍の間でラタキア沖海戦が起こり、シリア海軍が大敗した。これはミサイル艇同士の艦対艦ミサイルによる初の海戦であり、ECMを使った電子戦が行われた最初の海戦でもあった。 2011年から続くシリア内戦ではラタキアはアラウィー派の人口が多いことからアサド政権への支持率が高いと見られ、反政府勢力との小規模な戦闘はいくつか報告されているものの大規模な戦闘には発展していない。
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