シュア (音響機器メーカー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/11 14:27 UTC 版)
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種類 | 非公開会社 |
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本社所在地 |
![]() イリノイ州ナイルズ |
設立 | 1925年4月25日 |
業種 | 電気機器 |
代表者 | クリスティーン・シャイヴィンク(CEO) |
関係する人物 | シドニー・シュア(創業者) |
外部リンク |
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シュア(Shure Inc.)はアメリカ合衆国のオーディオ製品メーカー。1925年にシドニー・N・シュアがラジオパーツキットの納品業者としてイリノイ州シカゴに設立したのが始まり。その後、マイク、ワイヤレスマイクシステム、蓄音機カートリッジ、ディスカッションシステム、ミキサー、デジタル信号処理などの民生用および業務用オーディオエレクトロニクスメーカーとなった。また、ヘッドフォン、高級イヤホン、パーソナルモニターシステムなどのリスニング製品も製造している。誰でも情報を簡単に共有できるSNS時代を迎え、スマートフォン用の外付けステレオマイクも発売している。
概要
1925年4月25日、シドニー・N・シュア(Sidney N. Shure)がThe Shure Radio Companyという、ラジオ無線機器の組み立てキットおよび完成品を製造販売する個人企業をイリノイ州のシカゴで創業した[1]。1929年の大恐慌の後、一変した市場のニーズを踏まえ、マイクロホンを扱うようになる。
1939年に業界初の単一指向性マイクロホンであるモデル55を発売。アメリカ大統領の演説の場で用いられるなど、幅広く受け入れられた。1965年には現在に至るまで同社の代表的な製品の一つであるSM57を発売。SM58と共にライブ・パフォーマンスやスタジオ・レコーディングで使用される業界のデファクト・スタンダードとなった。
2000年代中盤以降、日本の放送局のインタビューや記者会見用にSM63が多用され、特に記者会見ではSM63が数本並ぶ光景が良く見られる。
また、ミュージシャンのステージモニター用に開発されたイヤホンであるEシリーズは、2000年代におけるiPodなどのデジタルオーディオプレーヤーの爆発的普及にともない、一般顧客層にも高音質イヤホンの代表的な製品として受け入れられた[2]。
2007年にはよりコンシューマー向けを意識したSEシリーズを発表。さらに2009年にはSRHヘッドホンシリーズで、コンシューマー向けヘッドホン市場にも参入している。
SNSとスマートフォンの普及によるコンテンツクリエイターやモバイルジャーナリズムの台頭を受けて、2016年にスマートフォン用のステレオマイクであるMV88を発売し、2019年に改良型のマイクと撮影補助器具をセットにしたMV88+ VIDEO KITを発売した。ミッドサイド方式の配置のマイクのため定位の狂いが殆どなく、中央の音を確実に拾いつつステレオ幅を調節することができる。
主な製品
マイク

- BETA 52A
- BETA 58A
- BETA 87A
- BETA 87C
- KSM8
- KSM9
- KSM32
- KSM44A
- KSM137
- KSM141
- MX150
- MX153
- SM7B
- SM12A-CN
- SM57
- SM58
- SM48
- SM63
- SM81
- SM87A
- SM86
- PG58
- PGA48
- PGA58
- WH30XLR
- MV88
- MV88+ VIDEO KIT
イヤホン
E Series

- E1
- E2
- E2c
- E2g
- E3
- E3c
- E3g
- E4
- E4c
- E4g
- E5
- E5c
I Series
- i2c
- i3c
- i4c
SCL Series
- SCL2
- SCL3
- SCL4
- SCL5
SE Series
- SE102
- SE110
- SE112⋆
- SE115
- SE210
- SE215⋆
- SE215SPE⋆
- SE310
- SE315
- SE420
- SE425⋆
- SE530
- SE535⋆
- SE535LTD⋆
- SE846⋆
- KSE1200⋆
- KSE1500⋆
AONIC Series
- AONIC 3⋆
- AONIC 4⋆
- AONIC 5⋆
⋆は現行モデル
ヘッドフォン
SRH Series
- SRH240
- SRH440 (現行モデルはSRH440A)
- SRH550DJ
- SRH750DJ
- SRH840 (現行モデルはSRH840A)
- SRH940
- SRH1440
- SRH1540
- SRH1840
AONIC Series
- AONIC 50
脚注
- ^ “Shure Incorporatedの歴史”. Shure Incorporated. (2008-2009). 2010年10月4日閲覧。
- ^ 米Shure開発担当者に聞く、新カナル型イヤホン「SE210/SE310」の秘密 ファイル・ウェブ 2007年03月12日
外部リンク
「シュア (音響機器メーカー)」の例文・使い方・用例・文例
- ラッシュアワー
- ラッシュアワーの群衆が彼を押しのけた
- ラッシュアワーに
- ラッシュアワーだからですか。
- この通りには、ラッシュアワー時のバス専用レーンがあります。
- ここはロンドンでも最高のフィッシュアンドチップスの店の1軒だ。
- 彼女はラッシュアワ-を避けるために早く出発した。
- 彼女はラッシュアワーを避けるために早く出発した。
- 東京や大阪では、ラッシュアワーには2、3分間隔で電車が運転されています。
- ラッシュアワー時にはもっとバスが出るべきだ。
- ラッシュアワーの電車で行くよりむしろ早く出かけるほうがいい。
- ラッシュアワーの時間に通学するのは疲れるしいやになる。
- ラッシュアワーの交通渋滞にあった。
- ラッシュアワーの交通渋滞で、到着が2時間遅れてしまった。
- ラッシュアワーにでくわすのは最低だ。
- もしもっと早く家を出ていたら、君はラッシュアワーにぶつからなかったのに。
- もうすぐラッシュアワーの時間帯に入る。
- 朝のラッシュアワーの込みかたはまったく殺人的だ.
- ラッシュアワーの人込みは大変なものだ.
- ラッシュアワーの交通渋滞に巻き込まれる.
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