サンティリフィルムの出現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/18 21:40 UTC 版)
「宇宙人解剖フィルム」の記事における「サンティリフィルムの出現」の解説
1995年1月、異星人解剖フィルムの存在がイギリスのテレビトークショーで一人のロック歌手によって初めて言及された。番組の中で歌手は、1994年のクリスマス直後に、「分析され1947年のものであるとされた」「15リール」「150分の墜落現場、残骸、死体解剖」を写したフィルムがあり、その映像の一部を見せられたと話した。また、一部の映像にはハリー・トルーマン大統領が映っていたという。 1995年3月26日、イギリスのPA通信は異星人解剖フィルムについての記事を配信し、CNNをはじめとする多くのメディアが報じた。記事によると、「極秘の'死んだ異星人'フィルム」は14リールにわたる計91分の16 mm白黒無声フィルムである。1947年にニューメキシコ州に空飛ぶ円盤が墜落した後に、従軍カメラマンによって撮られたものだと主張される。元従軍カメラマンによってコピーされ、イギリスのTVドキュメンタリー制作者レイ・サンティリに渡された。記事にはイギリスUFO調査協会のフィリップ・マントルによるコメントが添えられており、その中でフィルムがコダック社の調査で50年前のものであるとされたことが述べられた。 1995年5月5日、ロンドン博物館で、メディア代表、UFO研究家、政府高官などを招いた招待者限りの会議が開かれ、フィルムが初めて上映された。これはサンティリがフィルムを、潜在的な購入者たちへ紹介する集会であった。その後フィルムは世界中のテレビ局等によって買い取られ、放映されることになった。 1995年8月28日からのほぼ同時期に、英チャンネル4の"Incident at Roswell"、米FOXテレビの"Alien Autopsy: Fact or Fiction"など、世界中の32ヶ国のテレビネットワークで異星人解剖フィルムの映像を紹介する番組が放映された。日本ではフジテレビが購入し、1996年2月2日に『金曜超テレビ宣言!』内の特別番組『UFO墜落から48年 今世紀最大の衝撃映像宇宙人は本当に解剖されていた!!』の中で初めて放映された。
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