サンティレール教会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 05:31 UTC 版)
「メル (ドゥー=セーヴル県)」の記事における「サンティレール教会」の解説
聖イレールとは、367年に死んだ初代ポワティエ司教の名前である。この教会は3つの中で最大で、今も唯一、礼拝の場所として使われている。10世紀の憲章によれば、教会はサン=ジャン=ダンジェリのベネディクト会派修道院の傘下にあった。おそらく961年にポワトゥー伯ギヨーム・テト・デトゥープによって修道院に与えられたのである。教会の原型は木造であった。12世紀に現在の建物に置き換えられている。現在の教会は2段階に分けて建設された。1090年代に内陣と翼廊が、1150年代にはファサードと身廊が建設された。 サンティレール教会は1887年3月30日以来、フランス歴史的記念物となっている。また、フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の1つとして、1998年にUNESCO世界遺産に登録されている。
※この「サンティレール教会」の解説は、「メル (ドゥー=セーヴル県)」の解説の一部です。
「サンティレール教会」を含む「メル (ドゥー=セーヴル県)」の記事については、「メル (ドゥー=セーヴル県)」の概要を参照ください。
- サンティレール教会のページへのリンク