Bipolaris stenospila(サトウキビ褐条病菌)
Bipolaris
stenospila (Drechsler) Shoem. [=Cochliobolus stenospilus Matsumoto
& Yamamoto, nom. inval.]
分類:子のう菌門,小房子のう菌綱,クロイボタケ目,プレオスポラ科
九州以南に分布。サトウキビに褐条病を引き起こす。分生胞子を飛散して蔓延する。有性世代の学名(C.
stenospilus)はラテン記載がなされていないため無効。子のう胞子は自然条件下では観察されない。
性状(機能):植物病原菌
形態: 有性世代:培地上の対峙培養で形成。黒色の偽子のう殻中に円筒形の子のうを形成し,内部に無色,糸状,大きさ130-300×6-8μの子のう胞子をラセン状に巻いて形成する。 無性世代:褐色~暗褐色の分生子柄上に,オリーブ褐色~褐色,幅広の紡錘形~円筒形,大きさ70-135×14-22μ,6-14偽隔壁をもつ概ね湾曲した分生胞子を形成する。 |
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分生胞子 |
標本番号 | 菌種 | 宿主和名 | 宿主学名 | 症状 | 採集地 | 採集年月日 | 採集者 |
135-1-30 | Bipolaris stenospila | サトウキビ | Saccharum officinarum | 褐条病 | 沖縄県那覇市 | 2001.11.28 | 篠原弘亮 |
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