ササニシキBL5号【ササニシキBL5ゴウ】(食用作物)
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登録番号 | 第6203号 |
登録年月日 | 1998年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | ササニシキBL5号 よみ:ササニシキBL5ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮城県 | |
品種登録者の住所 | 宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐々木武彦 阿部眞三 松永和久 岡本栄治 永野邦明 丹野耕一 千葉芳則 狩野篤 植松克彦 滝沢浩幸 早坂浩志 涌井茂 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「曲系737」を一回親,「ササニシキ」を反復親として,戻し交配を繰り返し行って育成された固定品種であり,いもち病抵抗性推定遺伝子型以外の特性は「ササニシキ」との明確な区別性は認められず,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a,Pi-ta2の良食味の水稲,粳種である。 草型は穂数型,稈長はやや長,稈の細太はやや細,剛柔は柔,止葉の直立の程度は中,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長は中,穂数は多,粒着密度及び穂軸の抽出度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は極少である。玄米の形は中,大小及び精玄米千粒重はやや小,見かけの品質は上の下,光沢は大,食味は上の中である。出穂期及び成熟期は中生の晩,障害型耐冷性及び耐倒伏性は弱,穂発芽性はやや易,収量は中である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,Pi-ta2である。 「ササニシキ」と比較して,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a,Pi-ta2であることで区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和52年~58年に宮城県古川農業試験場(宮城県古川市)において,「曲系737」を一回親,「ササニシキ」を反復親として戻し交配を6回行い,以後,系統育種法により選抜,育成された固定品種である。61年に「東北IL7号」の系統名を付して奨励品種決定調査を行い,その特性を確認して育成を完了したものである。平成5年は戻し交雑第6代雑種第11代である。 |
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