ササニシキBL7号【ササニシキBL7ゴウ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7080号 |
登録年月日 | 1999年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | ササニシキBL7号 よみ:ササニシキBL7ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮城県 | |
品種登録者の住所 | 宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐々木武彦 阿部眞三 松永和久 岡本栄治 永野邦明 丹野耕一 千葉芳則 狩野篤 植松克彦 滝澤浩幸 早坂浩志 涌井茂 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「曲系872」を一回親,「ササニシキ」を反復親として戻し交配を繰り返し行って育成された固定品種であり,いもち病抵抗性推定遺伝子型以外の特性は「ササニシキ」との明確な区別性は認められず,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a,Pi-bの良食味の水稲,粳種である。草型は穂数型,稈長はやや長,稈の細太はやや細,剛柔は柔,止葉の直立の程度は中,葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長は中,穂数は多,粒着密度及び穂軸の抽出度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は極少である。玄米の形は中,大小及び精玄米千粒重はやや小,光沢は良である。出穂期及び成熟期は中生の晩,障害型耐冷性及び耐倒伏性は弱,穂発芽性はやや易,収量は中である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,Pi-bである。「ササニシキ」と比較して,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a,Pi-bであることで区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和52年~57年に宮城県古川農業試験場(宮城県古川市)において,「曲系872」を一回親,「ササニシキ」を反復親として戻し交配を6回行い,以後,系統育種法により育成された固定品種であり,61年に「東北IL9号」の系統名を付して奨励品種決定調査を行い,平成4年にその特性を確認して育成を完了したものである。5年は戻し交配第7代雑種第12代である。 |
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