ゴーグアントラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 09:36 UTC 版)
「アントラー (ウルトラ怪獣)」の記事における「ゴーグアントラー」の解説
映画『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』に登場。 ザイゴーグの背鰭のトゲから派生した閻魔分身獣の一種。体色が赤みを帯びているほか、過去作品の登場個体と違って背中から出した羽根を広げての飛翔能力を持つ。従来の個体が持っていた磁力光線に代わり、大顎からエネルギー光弾を放つ。ザイゴーグやゴーグファイヤーゴルザと共にウルトラマンエックス・ウルトラマン・ウルトラマンティガと3対3の激闘を繰り広げ、乱戦中にスカイタイプにタイプチェンジしたティガや、スカイマスケッティ・スペースマスケッティの編隊と空中で対決する。ティガの放ったランバルト光弾を避けたところにスカイマスケッティのバードン・フェニックス・アタックで羽を破られ、地上に落とされる。パワータイプとなったティガを大顎で締め上げようとするが片方の大顎を折られ、最後はマルチタイプに戻ったティガのゼペリオン光線を浴びせられて爆発し、大顎の欠片が地面に突き刺さる。 デザイン画は羽根のある背面のみが新規に描かれ、全身の配色案はアントラーのスーツの画像を加工している。配色は赤鬼をイメージしており、青鬼をイメージしたゴーグファイヤーゴルザと対になっている。空を飛ぶという設定は制作統括の岡崎聖の案によるもの。 アントラーの登場は初代ウルトラマンにちなんだものだが、監督の田口清隆はあえて最終的な対戦相手をティガにしている。初代の能力である磁力光線は、脚本を担当した中野貴雄がサイバーモチーフのエックスに対して強力すぎると判断し、使用を見送った。
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