コンテンツの作成方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 04:06 UTC 版)
「Adobe Director」の記事における「コンテンツの作成方法」の解説
基本は左から右に時系列に流れるタイムライン上に画像や音声を配置し、アニメーションを作成する。マウスのクリック、カーソルが特定のキャストに重なった、特定のフレームが再生された等のイベントを検知することで任意のタイムラインにジャンプする機能を使い、メニューやゲームなどの機能を実現していた。この機能はGUIで埋め込むことが可能であるが、内部的には以下で説明するLINGOスクリプトが自動的に挿入されている(コーディングを意識せずに埋め込まれるExcelなどのVBAに似ている)。また、LINGO(リンゴ)というスクリプト言語を使い、より複雑な制御を行ったり、タイムラインによらないアニメーションなどを実現していた。公式マニュアルでは前述のタイムラインやイベント検知によるコンテンツ作成は分かりやすい日本のおとぎ話を例に丁寧に説明されていたが、LINGOスクリプトによる作成方法の説明やリファレンスマニュアルはマニュアルでは説明されずに『Lingo Lore』と呼ばれる宮廷道化師が案内するマルディグラやニューオーリンズ・マルディグラへの招待状を作るという英語版サンプルプロジェクトを見ながら習得するというものであった。英語での説明、Directorリリース時には普及が十分ではなかったオブジェクト指向の記述や親しみの無いマルディグラや宮廷道化師など目的が分かりにくいものであったため、よりLINGOスクリプトの習得が困難であった。
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