ゲルポック隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 07:29 UTC 版)
ゲルポック 声 - 西村知道 ギガノス帝国軍ゲルポック隊所属。階級は少佐。 メタルアーマー「ゲルフ」のパイロット。 彼らのチームを組んでの戦績は突撃戦功賞授与3回、巡航艦2隻、駆逐艦3隻撃沈、その他中小艦艇撃破多数といった華々しいものである。 ドラグナーを倒すため月面総司令部派遣隊としてグン・ジェム隊に送り込まれる。重い病を患っているらしく、頻繁に咳き込んで吐血をすることもあり、時々スプレータイプの薬剤を吸引している。 隊の中では指揮・攻撃を担当する。通常時には銃器は持たず、攻撃時に初めてチェンドルより受け取る。 ドラグナー討伐のためグン・ジェム隊に派遣されるが、手柄を奪われることを嫌ったグン・ジェム隊は非協力的どころか、ゲルポックが任務を遂行した場合には彼を殺害しようとさえ考えており、事実上は孤立無援の状態であった。それでも独自にドラグナー遊撃隊を誘き出すことに成功し、最初の戦闘ではD-2カスタムの捕獲に成功する。しかし、D-2カスタムの主砲の不意打ちを食らい、これを庇ったアデンが戦死する。以降はグン・ジェム隊のジン中尉をアデンの代役として加入させるが、ジンの協力は実のところゲルポック隊の活動を妨害するためのものであった。そして、実際にドラグナー遊撃隊との2度目の戦闘では、ジンの故意の失態によりドラグナーを撃墜するチャンスを逃してしまい、再びドラグナーに挑むものの今度はジンの裏切りによりまたも失敗し、D-1カスタムのレーザーソードで機体を貫かれて戦死する。グン・ジェム隊と対比するために軍人らしい軍人として描かれているが、彼も子供を攻撃してドラグナーを誘き出そうと試みる(ジンには「阿漕な連中」と評された)など清廉とは言えない部分がある。 芦田豊雄の設定書への書き込みによれば、北方謙三がモデルとのこと。 チェンドル 声 - 千葉耕市 ギガノス帝国軍ゲルポック隊所属。階級は特務少尉。 メタルアーマー「ヤクトゲルフ」のパイロット。 彼の「ヤクトゲルフ」はプラクティーズ配備の機体とは異なり、武器弾薬収納用のバックパックを備えている。 隊の中では支援を担当し、必要に応じて武器・弾薬をゲルポックに渡すことを主な任務とする。 危機に陥ったゲルポックを助けようとレーザーサーベルでD-1カスタムに挑むが、ゲルポック機と共に撃破され戦死する。 アデン 声 - 星野充昭 ギガノス帝国軍ゲルポック隊所属。階級は中尉。 メタルアーマー「レビゲルフ」のパイロット。 隊の中ではレーダー・電子戦を担当。 D-2カスタムによる不意打ちを受けたゲルポック機の盾になって戦死。
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